冬目景さんの『ももんち』：はちみつ館：SSブログ

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冬目景さんの『ももんち』　[漫画] [編集]

冬目景さんの漫画は出たら買うようにしてたんだけど、
１冊見落としていたので買ってきた。
『ももんち』

美術系予備校に通う桃寧（ももね）のほんのりラブコメ。
作者さんが７０～８０年代の乙女ちっくラブコメを目指したということで、
うん、ちょっと懐かしさも感じつつ、やっぱり冬目漫画かしら。

子供の頃から人見知り、それを変えるため一人暮らしを始めてみたものの、
兄や姉に暖かく見守られているというか、かなり甘やかされてる。
桃寧自身は自立したいと望むけど、なんだか放っておけない雰囲気なんですよね。
女友達も何かと世話をやいてしまうようだし。
押しつけられたからってニワトリ飼っちゃうような子ですから。
愛されキャラって感じかな。
ホント可愛い。

そんな桃寧が恋をして傷ついたり臆病になったり。
芽生えた想いも自分でよくわからない少し幼い感じなんだけど、
そんな恋を抱えて迷ったり走ったり。
桃寧を見ていると応援だけじゃなく、何かしてあげたくなります。
家族や友達の気持ちがよくわかるｗ

１冊で終わるので読みやすいですよ。
『イエスタデイをうたって』とちょっぴり重なる部分もあり。
うん、この読後感は昔の乙女ちっくラブコメっぽいかも。