谷川史子さんの『草の上 星の下』 [漫画]
谷川史子さんの最新コミックス。
4つの短編が収録されております。
『草の上 星の下』
きれいな姉を羨む妹。
姉妹じゃなくても、羨ましくて苦手になったり嫌いになったりは友情にもあるんじゃないかな。
好きだけど一緒にいると嫌な気持ちが湧いてくるとか。
そのへん、すごく共感できました。
『サルビア』
思い出の扱い方ですれ違う新婚さんのお話。
私はわりと思い出を引きずらないタイプなんですが。
先のことも大事だけど、過去があるから今の自分達があると思えば、思い出までも愛しく思えるのかも。
『プリズム』
その他大勢じゃなく、一人の女の子として見てもらいたいと頑張る女の子。
この話も大好きですね~。
憧れの先生には同棲相手がいて、その女性とも仲良くなっていくんですが。
高校生の純粋さはマンネリ化していた関係にも変化をもたらすんだけど、それは女子高生側の失恋を決定的にしちゃうのよね。
3年分の思いは実らなくても、先生の気持ちは確かに動かせてる。
想いのキラキラ具合がすごく良かった!
『春が来たなら』
男手一つで育ててくれた頑固な父親を残して結婚秒読み…そんな設定、泣けと言ってるようなものじゃない。
喧嘩をしても、暖かな思い出をくれた父親は大切で。
さみしいのは残される方だけじゃなく、去って行く方も同じ。
父親の「嫁にはやらん!」なんてセリフは定番だけど、嫁いでいく娘の方だってさみしいのよね。
残るのが父一人ならなおさら。
「お父さんがさみしそうなのがいや」っていうのが泣けるよ。
親が小さく見えてしまうのは、なんとも言えない気持ちになるよね。
自分でも嫌になるような思いを抱き、それを吐き出して喧嘩になることもあるけれど。
ぶつかって後悔した先に深まる愛情がある。
相変わらず泣きたくなるような切なさを含みつつ、期待を裏切らない暖かさです。
というか、いっぱい泣けた。
4つの短編が収録されております。
『草の上 星の下』
きれいな姉を羨む妹。
姉妹じゃなくても、羨ましくて苦手になったり嫌いになったりは友情にもあるんじゃないかな。
好きだけど一緒にいると嫌な気持ちが湧いてくるとか。
そのへん、すごく共感できました。
『サルビア』
思い出の扱い方ですれ違う新婚さんのお話。
私はわりと思い出を引きずらないタイプなんですが。
先のことも大事だけど、過去があるから今の自分達があると思えば、思い出までも愛しく思えるのかも。
『プリズム』
その他大勢じゃなく、一人の女の子として見てもらいたいと頑張る女の子。
この話も大好きですね~。
憧れの先生には同棲相手がいて、その女性とも仲良くなっていくんですが。
高校生の純粋さはマンネリ化していた関係にも変化をもたらすんだけど、それは女子高生側の失恋を決定的にしちゃうのよね。
3年分の思いは実らなくても、先生の気持ちは確かに動かせてる。
想いのキラキラ具合がすごく良かった!
『春が来たなら』
男手一つで育ててくれた頑固な父親を残して結婚秒読み…そんな設定、泣けと言ってるようなものじゃない。
喧嘩をしても、暖かな思い出をくれた父親は大切で。
さみしいのは残される方だけじゃなく、去って行く方も同じ。
父親の「嫁にはやらん!」なんてセリフは定番だけど、嫁いでいく娘の方だってさみしいのよね。
残るのが父一人ならなおさら。
「お父さんがさみしそうなのがいや」っていうのが泣けるよ。
親が小さく見えてしまうのは、なんとも言えない気持ちになるよね。
自分でも嫌になるような思いを抱き、それを吐き出して喧嘩になることもあるけれど。
ぶつかって後悔した先に深まる愛情がある。
相変わらず泣きたくなるような切なさを含みつつ、期待を裏切らない暖かさです。
というか、いっぱい泣けた。
> kaz777さん、ぴよさん
niceありがとうございます!
by 秋月あきね (2008-07-07 00:04)
> 「直chan」さん
niceありがとうございます!
by 秋月あきね (2008-07-09 19:08)